情景描写ピアニストとして ピアニストのイメージ、壊します。 2019.9.14 ピアニストってどんなイメージ?【それ、壊します。】 情景描写ピアニストの山地真美です。 ブログへのご訪問ありがとうございます。 さて、みなさんはピアニストという言葉を聞いてどんな姿を思い浮かべるでしょうか。 分かってはいますが改めて、 ウィキペディアで調べてみました. ※Wikipediaより ピアニストまたは、ピアノ奏者は、広義にはピアノの演奏を行う人のこと。 ピアニストの定義としては、 ピアノ演奏者、ピアノを演奏する人、これは大前提ですね。予想どおりです。 ピアノで演奏で稼いで生活していく。 それがピアニスト。当たり前のことです。 22才。 音楽の道を志して進みはじめた頃は、漠然とそんなピアニスト像を目指していました。 でも、あれから10年以上が経ち、私は今思います。ピアノで出来ることはそれだけじゃない。 そんなピアニスト像に収まらない程の音楽の大きな可能性を見いだし、 私は、新しいピアニスト像を作り出せるくらいの存在でありたい。 立派なドレスで、立派なホールで、素晴らしい音楽を奏でる。 みなさんが恐らく想像されるような、そんないわゆる王道のピアニスト像からかけ離れた新しいフィールドもどんどん開拓していきたい。 そんな想いでずっと活動しています。 絶景でのピアノ演奏も、 廃校ピアノの復活も、 レベルを問わない100人オケの企画も、 歴史人をとりあげた音物語の発表も。 地域の素材を使ったオリジナル衣装も、もちろん情景描写音楽の作曲も。 伝統芸能とのコラボレーションやアートとのコラボレーションも。 いわゆるピアニスト像に収まらない新しいフィールドを開拓しようと探しつづけた結果でした。 いろんなことに手を出しているように一見見えるかもしれませんが、すべての活動は 【日本中の魅力を音楽で発信し、100年後の未来に残していく】という 音土産プロジェクトのもとに動いています。 音土産プロジェクトについて 今後もこの事を探しつつけていく事で、 新しい生き方を子供達にも示していけるような存在でありたいと思います。 それが、私の目指すピアニスト像です。 岡大法学部卒業でも、ピアニストに本気でなろうと思えばなれます。 既存のピアニスト像を目指すのではなく、新しいピアニスト像を見つけ出せるなら。 例えば京都で日本料理の修行をしていなくても、本気でいい店を出したいと思えば絶対に成功できると思います。 京都にはない新しい日本料理店を目指していけるなら。 既存イメージにとらわれずに新しいフィールドを開拓していくことは、それだけ可能性に満ち溢れていて、誰しもにチャンスが与えられる夢ある方法だと私は思います。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ そのような新しいピアニスト像を求め続けてきた私のライフワークとなりつつあるのが、 「浮世音作品集」の制作活動です。 日本の伝統や文化は音楽に反映しつつも、 ドローンや映像の技術を取り込みながら今時代なりの表現方法で音楽を作品にしていくのが、この「浮世音」作品でありたいと思っています。 実はこの「浮世音」という言葉が生まれるまでにはたくさんの時間がありました。 ひとことで イメージを的確に表現できて、 なおかつ世界にも通用するような言葉が必要でした。 神楽坂でミーティングをおこなったり。専門の方にアドバイスいただいたり。 さまざまな方からもアイデアをいただいて生まれた新しい名前がこの 「浮世音」UKIYONE でした。 今の日本の美しさを音楽と映像に写して、100年後の未来へ残していく。 ミュージックアート作品集と位置づけています。 例えば過去の浮世絵作品は、ジャポニズムアートとして当時の日本の情景を今に伝えてくれています。 ・今の世を写し未来に伝えるものであること ・ジャポニズムアートとして海外にも影響を与えたこと ・それまで江戸の芸術を庶民も親しめるものにしたこと ・自由気ままで革新的な作風であること ・絵師、彫師、摺師の三役から創られていること これらの背景が、私が目指している映像作品集と重なることに気づきました。 私は、音でこれらを描き、未来につないでいきたい。 「浮世音」という言葉にとても愛着を持って活動しています。 新しい日本の文化を創っていくくらいの、そのような意気込みと思いを抱いて、情景描写ピアニストとしての行き方を今後も追求していきたいと思っています。 Tweet Share 95%が森林の西粟倉村で、音楽をどう活かすか??という話。 私が大切にしている「3つの要素」について。 関連記事 100年変わらない大切なものとは? 岡山公演・東京公演「音がきこえる」を開催いたしました! 95%が森林の西粟倉村で、音楽をどう活かすか??という話。