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能登半島で大規模な浮世音の作品作り!

今回の浮世音作品のテーマは「能登半島」で、たくさんの方々にご協力をいただいてとても大規模な作品となりました!

能登の自然が持つエネルギーやパワー、それを感じられる情景が身近にあり、能登の方々は日常の中でそれらから元気をもらっているだとロケの数日間で感じました。能登半島の中でも、志賀町(しかまち)を中心に撮影させていただきました。

自然の中を駆け回る子供達!パワーいっぱいの子供達はまさに能登の象徴のようでした。
今回は、「私が私になれる場所」というテーマから音楽で描き作品にしたいと思いました。

まずは能登半島志賀町の場所をご紹介しますね。
地図の赤い点線で囲まれた部分、半島の西側です。

毎回、大きな規模の作品作りを進めさせていただく上では「ストーリー」を組み立てて
その上で音楽や映像の撮影に臨んでいます。

現地にお住まいの方に実際にヒアリングさせていただいたところ、「海岸をドライブすると全てを忘れられる」「パワースポットが非常に多い」
「夕日が大きくて綺麗」「子供達も外で動物と遊んだり自然の中で遊んでいる」「太鼓の音・リズムを能登の人は皆知っている」
などたくさんのヒントとなるキーワードが出てきました。
それらを元に、このようなストーリーを作りました。

「いくつになっても変わらない。私が私になれる場所。」

 

「あの音」を聴くと、私はいつも思い出す。

鳥や虫に夢中になって駆け回った子ども時代を。

生命のエネルギーに満ち溢れたこの地でのことを。

大人になった私を救ってくれたのは、そういえばいつもこの景色だった。
風を切り海岸沿いをドライブするとあの頃の自分に戻れる気がした。

冬を越えた春の海は、いつもより優しく何かを語りかけてくれる。

さくら貝のやさしさがいつもそばあるから。

幾つになってもこの地が好きだ。

このようなストーリーが今回の浮世音作品に反映されています。

実際に能登に数日滞在したことで、「日常」の中に自分らしさを取り戻してくれるような
エネルギーに満ち溢れる景色がたくさんあることを実感しました。

今回は能登半島で暮らす方々が映像に出演してくださっています。
実際に子供達に自然の中で遊んでもらったり、海岸沿いで太鼓の演奏を披露していただいたり、バイクで走っていただいたり。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです!

それでは、物語をたどっていきましょう!

〜「あの音」を聴くと、私はいつも思い出す。〜

太鼓のバチを振り上げるカットとともに、能登の象徴的な情景が次々と出てきます。
「能登の天気は曇天が多い」いうリアルな部分も表現したく、作品の一番冒頭のカットは曇り空です。

その後、海岸沿いの日本遺産「旧福浦港灯台」や「巌門」などが映し出され、
能登で聴いた太鼓のリズム「タタンタ・ンタタタ」と共に音楽が広がっていきます。

太鼓の音をきっかけとして、能登の記憶や思い出がフラッシュバックするようなオープニングとなっています。

 

〜鳥や虫に夢中になって駆け回った子ども時代を。
生命のエネルギーに満ち溢れたこの地でのことを。〜

シーンは変わり、元気に自然の中を駆け回る子供達のカットや、気多大社のカットが登場します。
気多大社は「お祭り」の象徴としても重要な意味も持っています。
能登の人々とお祭りは切っても切れない関係で、実際に倉庫にある山車を拝見させていただいたりしました。

懐かしい子供時代を太鼓の音と共に思い出していくと共に、太鼓のリズムも強まり記憶がさらに鮮明になってきます。

子供達のナチュラルな表情、海岸沿いで迫力ある太鼓を演奏してくださった皆様のいい表情が印象的です。
子供達は撮影に関係なくどこまでも走っていってしまうほど元気な子達でした。まさにパワーあふれる能登の子達!

 

 

 

 

〜大人になった私を救ってくれたのは、そういえばいつもこの景色だった。
風を切り海岸沿いをドライブするとあの頃の自分に戻れる気がした。〜

 

能登の皆さんの日常でもある。海岸沿いのドライブのシーンへと移ります。
実際にバイクで何度も運転していただき、ドローン等で撮影させていただきました。
どの景色も素晴らしく、まさに自分らしさを取り戻せる場所であることを感じます。

音楽はサビへと移り、パワーあふれるメロディーが出てきます。
このメロディは能登のロケを終えた後ふと浮かんできたメロディでもあり、
勢いやエネルギーも表現できる音楽を目指しました。

 

 

 

 

 

〜さくら貝のやさしさがいつもそばあるから。
幾つになってもこの地が好きだ。〜

音楽はサビのメロディが柔らかいハーモニーとなって演奏されます。
次第と景色はピンクやオレンジに染まっていき、厳しさの反面にある「優しさ」を想起させるカットへと移っていきます。

「世界一長いベンチ」が夕日で染まり、能登の海岸で見つけた”しあわせの象徴”でもあるさくら貝、はたご岩など美しい映像がたくさん出てきます。
能登のストーリーを締めくくるにふさわしい印象的な夕日で作品は幕を閉じます。

 

 

 

 

今回の作品作りにあたっては、熊本県の阿蘇・大分県の杵築に続きダイワハウスさんとのコラボレーション企画として
制作させていただきました。

ダイワハウスさんのご協力のおかげで現地に暮らす方々のリアルな声を作品に活かすことができ
毎回内容の濃い作品が制作できています。ありがとうございます。

作品はダイワハウスさんのホームページでも公開されました!

浮世音×暮らす森
特設ページ

作品はYOUTUBEからご覧いただけます。

能登壮大なストーリーを映像と音楽で堪能してください!

それでは、どうぞ^^

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